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日本では、ドコモとソフトバンクがW-CDMA、auがCDMA 2000 1Xという通信方式を採用しています。
どちらも第3世代規格(3G=UMTSともいう)にあたり、インターネットでの動画コンテンツやGPSを使った地図アプリケーション等が快適に動作する為、世界各国でも採用する動きが加速している通信方式です。
また近年では上位規格である3.5Gという高速インターネットが可能なHSDPAも開始され、対応機種も多く販売されています。
更に次世代移動体通信規格であるスーパー3G(3.9G)を標準化規格とすべく検討も進められています。
ところが、世界的に見渡すと現在は圧倒的にGSM(Global System for Mobile communications)という2G方式がシェアの大部分を占めています。
GSMは、各国共通のデジタル携帯電話の無線通信方式の一つで、日本と韓国を除く世界中の多くの国で採用されており、現時点で携帯電話の事実上の“世界標準”と言われています。
日本はW-CDMA(au除く)方式ですので、日本国内ではGSMのみに対応している携帯を使うことは出来ません。 そこで、日本のW-CDMAや世界各国でも使えるGSM両方の通信規格に対応した「3G(W-CDMA)+GSM」(以下、3G+GSM)という携帯が登場しました。
通話エリアが最も広く、1台の携帯で世界中の多くの国でグローバルに使える携帯です。
3G+GSM携帯には無線LAN機能搭載、高速通信、音楽プレーヤー、カメラ機能などが充実した全部入りのハイスペックなモデルが多いのも特徴です。
デザイン性にも優れ、機種によっては、カバーを変えてカスタマイズすることも可能なので、「人とは違う個性的な携帯が欲しい♪」、「ファッションとして持ちたい♪」という方などにもオススメです。
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日本国内で海外携帯をご使用の場合、ソフトバンクのUSIMカードでのご使用をオススメします。
ソフトバンクのUSIMカードですと、日本国内での通話、SMS送受信、データ接続が可能です。
ドコモのFOMAカードも使用可能ですが、SMSの受信は出来るが送信が出来ないなど、電波が安定しない不具合が多いようです。
また、プリペイドSIMカード利用の場合は、WAP機能などが制限されることがあります。
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日本の携帯電話各社のパケット定額やiモード、Yahoo!ケータイなどのオリジナルサービスは、ご利用いただけませんので、ご注意願います。
ウェブやメールなどのご利用は高額になる為、無線LAN機能搭載機種をお選びいただき、設定・機能をご確認の上、無線LAN環境のもと無料で利用できるサービスなどのご利用を強く推奨します。 |
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通話料金などの各種料金プランの適用については、ご利用携帯会社により異なりますので、お客様ご自身でご確認の上、自己責任でご利用くださいますようお願い申し上げます。 |
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海外携帯ご使用による、ご利用料金等を含む各種トラブルや損害等について、当店では一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承願います。 |
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海外携帯を使用する最低限の構成として携帯電話本体とSIMカード(シムカード)が必要です。
SIMカードとは、日本でもドコモのFOMAやソフトバンク3G等のサービスでFOMAカード、U-SIMカードの名称で採用されている電話番号などの情報を記録したICカードです。 ほとんどの機種で電池パックを外してその下、または横などに挿入スロットがあり、簡単に差し替えができるようになっていて、本体にSIMカードを差し込んで初めて使用できるようになります。
海外用SIMカードは契約不要なプリペイド式の購入が一般的で、ネットショップなどから購入可能です。
2008年12月1日に「改正携帯電話不正利用防止法」が成立いたしました。
この施行に伴い、日本でのSIMカードの購入にはパスポートや運転免許証などの「ご本人確認書類」を必ず提示いただくことが義務付けられています。
海外では、携帯ショップだけではなく、空港やコンビニ、郵便局などでもSIMカードが販売されていて、手軽に購入できます。渡航先によっては、身分証明書(旅行者ならパスポート)が必要な場合もあります。 |
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海外携帯の機種選びで重要なこととして、SIMロックなしの携帯端末を選択する必要があります。
日本の携帯電話も本体にSIMカードを挿して利用する方式ですが、自社のSIMカードしか認識できないようになっており、他社のSIMカードはSIMロックありにより、拒否する仕組みになっています。
このようにSIMロックありの場合は、特定キャリア(1つの通信事業者)のSIMカードしか使えない状態になっているので、現地のSIMカードは使えません。
海外携帯にも、SIMロックありの携帯端末もございますので、ご購入の際は注意が必要です。
当店が販売している3G+GSM携帯は、全てSIMロックなしのキャリアフリータイプですので、日本国内ではドコモかソフトバンクのSIMカードを挿せば、それぞれの電波をキャッチして使用できます。海外では、電波の規格さえ合っていれば渡航先に応じた現地のSIMカードに差し替えるだけで、国ごとに一番安い通話料で携帯電話を使用することができます。 |
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日本の携帯電話は、国際ローミングサービスを利用すれば、いつもの電話番号・メールアドレスで海外でも使用することができ、とても便利です。
とはいえ、現地の人からの電話を受けた場合、相手へ日本への国際電話をかけさせてしまうことになり、かなり嫌がられます。
また、同行者もローミングを利用の場合、たとえ目の前にいて発信しても、日本への国際電話となる上に、受信した側にも着信料がかかってしまいます。
このように国際ローミングサービスでは、発着信ともに高額な通話料が必要な上、メールを受信した場合にも料金が発生します。たとえ通話をしなくても、発着信の呼び出しがあっただけで料金がかかる場合もあり、日本で使用するときと同じ感覚で使ってしまうと大変です。
ちょっとだけ使用したつもりが、帰国後にウン十万円の請求書をみて“ビックリ”ということが起こるのです。
一方、海外携帯の渡航先現地SIMカード利用による発着信は、現地のネットワークサービスを直接利用することができるので、着信無料の場合も多く、発信も日本のキャリアをローミングさせるよりも格安です。
つまり、現地の人たちと全く同じ通話料金の利用が可能となるのです。
原則、発着信は国内通話扱いとなりますので、国際通信料を大幅に削減することが可能です。
国際ローミングサービスではつながりにくい地域でも、現地回線を直接利用することができるので通信状態も安定しています。
また、万が一の盗難や紛失の場合、国際ローミングでは不正使用による高額な通信料請求の被害に悩まされるリスクがありますが、海外携帯の場合は、プリペイド残高分だけの損害でおさまるので安心です。 |
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